著者
倉 敏郎
出版者
一般社団法人 日本静脈経腸栄養学会
雑誌
日本静脈経腸栄養学会雑誌 (ISSN:21890161)
巻号頁・発行日
vol.31, no.6, pp.1234-1238, 2016 (Released:2016-12-20)
参考文献数
17

胃瘻は生理的で合併症も少なく QOLを維持する、AHNの中でもベストな投与経路である。しかし、マスコミなどによる PEGバッシングの影響で、患者・家族のみならず医療者も「PEGアレルギー」を持つようになり胃瘻のメリットが享受されない誤った選択がされている。適応を議論すべき高齢者の認知症終末期と、良い適応である各種疾患をしっかりと区別した上で倫理問題を考える必要がある。「PEGアレルギー」を払拭し胃瘻を使いこなせる社会づくりは簡単ではないが、PEG・在宅医療研究会や PEGドクターズネットワークが中心となり、あらゆる啓発活動を通じてなされるものと思われる。

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この論文のテーマはPEGアレルギーです。PEGは胃ろうの事。医療側としてメディアのデマのせいで手段がこじれている事を非難している。死生観ではなくデマなので。だからPEGアレルギーとはっきり批判する言葉が使われている。 https://t.co/COaWk5plxX
胃ろうのメリットと胃ろうアレルギー、バッシングの問題を取り上げた論文。はっきりと医療上の理由じゃないアレルギーがあって困っている実態が書かれている。 https://t.co/COaWk5plxX
@ajisun1208 「適応を議論すべき高齢者の認知症終末期と、良い適応である各種疾患をしっかりと区別した上で倫理問題を考える必要がある」 「PEGアレルギー」を払拭すべきとの主張はもっとも。 https://t.co/CiLlV4C8qt

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