著者
堀籠 淳之 阿部 泰之
出版者
日本緩和医療学会
雑誌
Palliative Care Research (ISSN:18805302)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.901-905, 2014 (Released:2014-02-03)
参考文献数
12
被引用文献数
2

【目的】地域包括ケアシステムに対応すべく, 顔の見える多職種連携を目指した取り組みが全国各地で活発化しているが, 職種の偏在や開催方法, 運営資金, 継続性などの抱えている問題は少なくない. これらの問題を克服する方法を開発する. 【方法】ケア・カフェは, 哲学や社会学などの理論をベースにワールド・カフェの方法論を応用したものである. 地域でケアに関わる人々が顔の見える連携と, 日頃の困りごとを相談する場としてケア・カフェが定期的に開催されている. 【結果】旭川市で毎月開催され, これまで9回の開催で延べ約700名を動員した. また, すでに日本全国16カ所にもこの方法が広がり, 延べ29回開催され, 実際の多職種連携や問題解決につながった事例などが報告されている. 【結論】ケア・カフェは, 旭川発の取り組みで, 顔の見える多職種連携を育むために有用な手法となりつつある. すでに全国に広がっており, さらなる顔の見える連携創造が期待される.

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https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspm/9/1/9_901/_article/-char/ja/ 医療者と患者さんやその他多くの方と接する機会を設けるケアカフェ。こういった取り組みが論文で発表されるようになった事に感動です。
ケア・カフェについて書いた論文が掲載されました。全国の実行委員や参加者の皆さんのおかげで、各地の結果も含めて論文にまとめることができました。本当にありがとうございました。引き続き、よろしくお願いします(^^)v 引用が必要な際などにお使いください。 URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspm/9/1/9_901/_article/-char/ja/
ケア・カフェについて書いた論文が掲載されました。 URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspm/9/1/9_901/_article/-char/ja/
ケア・カフェについて書いた論文が掲載されました。 引用が必要な際などにお使いください。 URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspm/9/1/9_901/_article/-char/ja/

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