著者
加藤 弘之 胡 振江 日高 宗一郎 松田 一孝
出版者
日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータ ソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.31, no.2, pp.2_44-2_56, 2014-04-24 (Released:2014-06-24)

双方向変換とは,ソースデータをターゲットデータに変換した後,ターゲットデータ上の更新をソースデータに反映させることが可能な計算の枠組みのことである.双方向変換の考え方は,古くはデータベース分野におけるビュー更新問題として扱われてきたが,近年は新しいプログラミングモデルと進化的ソフトウエア開発の手法として注目を浴び,プログラミング言語の観点から様々な双方向変換言語が提案されてきた.この解説論文は,会話の形で,プログラミング言語,ソフトウェア工学,データベースの視点から,双方向変換の歴史,基本原理,実践,応用,そして今後の課題について概説する.

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高談闊論:双方向変換の原理と実践 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssst/31/2/31_2_44/_article/-char/ja/ Haskellのlensの名前の由来を(恥ずかしながら)知らなかったのだけれど、 双方向変換の研究から来ていたのか。 知らんかった。 言われてみればもっともな話だ。 ---- その先駆けとなる仕事として,ペ ...

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パーサとコンパイラ別々に書きたくないなあと思って調べてたけど結構奥深そうだ | 高談闊論:双方向変換の原理と実践 https://t.co/ftIdFbBXgR
高談闊論:双方向変換の原理と実践 https://t.co/B8YRBdnkzN Haskellのlensの名前の由来を(恥ずかしながら)知らなかったのだけれど、 双方向変換の研究から来ていたのか。 知らんかった。 言われてみればもっともな話だ。 https://t.co/ZZ2XGG8wvC
1 1 https://t.co/8qdBeXhdOZ
双方向変換というのは用語としてあるものなんだな。面白そう。 https://t.co/R2fOqyjVvv

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