著者
中村 寿子
出版者
水資源・環境学会
雑誌
水資源・環境研究 (ISSN:09138277)
巻号頁・発行日
vol.1994, no.7, pp.53-62, 1994-12-25 (Released:2009-04-22)
参考文献数
103

飲料水、生活用水の微生物的問題について、今、先進国の間で論じられている課題は、水道敷設当初の赤痢やコレラでなく新しい種類に変わってきた。化学的水質項目と同様、よりきびしい安全陛が追求され、新しい消毒効果の指標が提案され、処理のガイドラインが作成されている。内外の諸文献から、それらの種類や実態と対策、また技術的社会的背景について解説し、21世紀にむけて、飲料水、生活用水の微生物学的水質について論じる。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

@kanipan666 うむ。そういうことだね~。日本の水道研究の論文にも「もともと、水道施設・水道水やパ ック水 か ら生物 を一掃するのは不可能である」と書いてあった。https://t.co/UAjkiWPECg 意外と飲料用水道水って、難しい技術で成り立っているみたい。水害とかも水質に影響するだろうし。

収集済み URL リスト