著者
堀池 喜八郎
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.46, no.6, pp.334-337, 1998-06-20 (Released:2017-07-11)
参考文献数
10

細胞のエネルギー代謝の中心的役割を担うものは, アデノシン三リン酸(ATP)というリボヌクレオチドである。ATPのリン酸基転移反応の自由エネルギー変化は細胞内条件下では負で, 比較的大きく, このΔGを用いて, 細胞は生体物質の合成・能動輸送・細胞運動・シグナルの変換など, いろいろな仕事をして生きている。ATPは「高エネルギー」リン酸化合物と呼ばれ, その供給の停止は死を意味する。

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@small_achiral あ、塩が取り込まれるというか,キレートして存在するという話なのね(知らんかったけど)。てかまだU研いるのね。 https://t.co/2SJxDKeHcI
引用された論文よんでびびった ATPは1molで約12kcalのエネルギーを生み出せるらしい キロついちゃうの!? https://t.co/JQ1DyGVvTP

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