著者
安戸 饒 田中 和明
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.47, no.8, pp.552-556, 1999-08-20 (Released:2017-07-11)
参考文献数
2

日本の工業用アルコールの原料は澱粉質から始まり, 糖蜜と変遷し, 最近では生産コスト低減と廃液処理の問題から原料転換が種々実施されている。最近の原料別生産量は輸入粗留アルコール58%, 合成法39%, その他国内発酵製品3%である。発酵法については世界的に農産物がまだ主原料である。ここでは生産性を改良するための種々の発酵法について紹介する。合成エタノールについては, 技術的に確立しているエチレンの直接水和法について紹介する。

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@organischchemie 協和発酵(協和キリンの前身)さんは、合成エタノール最大手でしたね。エチレンの直接水和で合成できます。https://t.co/74KojJXwmS

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