- 著者
-
海保 房夫
- 出版者
- 公益社団法人 日本化学会
- 雑誌
- 化学と教育 (ISSN:03862151)
- 巻号頁・発行日
- vol.54, no.12, pp.654-657, 2006-12-20 (Released:2017-06-30)
- 参考文献数
- 5
クスリは人間にとって異物です。この異物であるクスリを体内に吸収させるには,そのクスリの持つ特性を最大限に活かした形に変えて,投与できるようにしなければなりません。そこで考えられたものがクスリの剤形です。この剤形とクスリとの関係について,吸収・代謝機能を基に考えてみましよう。