著者
槌間 聡
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.59, no.8, pp.418-421, 2011-08-20 (Released:2017-06-30)
参考文献数
3

高校化学の教科書では,サリチル酸を芳香族カルボン酸とフェノールの性質を共に持つ化合物として取り上げ,サリチル酸メチルとアセチルサリチル酸の二つの誘導体への反応とそれらの性質などについて学ぶ。どちらも非常に身近な医薬品であり教科書で扱われる有機化合物の中でも匂いやその作用がイメージしやすい有機化合物の代表的なものであろう。ここでは,それらの反応をもう少し詳しく考える。

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