著者
船山 信次
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.65, no.5, pp.220-223, 2017-05-20 (Released:2017-11-01)
参考文献数
11

毒と薬の区別はない。ただ,ある生物活性物質を使った結果がうるわしい場合,私たちはそのものを薬と呼び,うるわしくない場合には毒と称するだけである。一方,私たちが恐れるものに蛇蝎(ヘビとサソリ)や毒草があるが,ヒトはこれらすら薬として生き延びているのであるから,その知恵としたたかさはたいしたものである。

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https://t.co/bRLw48zkhY whatsyourpoison?が何(の酒)飲む~?ってのエモエモだなあ エモエモと思ってしまえる脳にしてくれてありがとう同道
蛇蝎や毒草も薬と成す 薬毒同源 https://t.co/OlJaDptqrk 面白かった。結果が異なるだけで薬も毒も働きかける作用は同じ。

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