著者
永原 裕子
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.68, no.5, pp.212-215, 2020-05-20 (Released:2021-05-01)
参考文献数
7

宇宙の進化は多くの場合物理学で論じられるが,実は物質や化学が重要な役割を果たしている。元素は恒星で合成され,固体物質を作り,次世代の恒星の誕生にともない惑星を作ることになる。物質の種類やサイズが物理過程を支配し,物理過程が化学反応を引き起こす相互作用こそが宇宙の進化・惑星の多様性の本質である。

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宇宙というと物理学のイメージが強いですが、実際に惑星ごとの系統性を説明する星形成の立場では「物理過程が化学反応を引き起こす相互作用こそ」が本質といいます(→ https://t.co/TyEAyWXoNF) 本文最後に蛇足ながら付け加えると、観測・探査・計算、そして実験との調和が科学の最前線を担っています
ただし、こんな感じの用例も当然存在する 永原裕子「宇宙・惑星の進化と化学」 https://t.co/0I7IybgJYq

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