著者
佐田 吉隆
出版者
一般社団法人 CIEC
雑誌
コンピュータ&エデュケーション (ISSN:21862168)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.61-66, 2017-12-01 (Released:2018-06-01)

本研究では,ローマ字教育とローマ字入力の関係に注目した。150名の大学生が,漢字変換なしのローマ字テキスト入力において,どのようにローマ字入力を行うか,ローマ字入力の速度で比較した。その結果,ローマ字入力は,小学校で学ぶ「訓令式」が基礎になっていることがうかがえた。その結果,打鍵数の多くなる綴りを選択していたり,動かしにくい指を使った綴りを選択する傾向がみられた。また,拗音に関する綴りの知識が欠落している可能性が高く,入力速度の劣る学生は,ローマ字の理解も不十分であることがうかがえた。

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タイパーっぽい論文 大学生におけるローマ字入力速度と綴り選択に関する研究 −ローマ字教育との関連から− https://t.co/BmnvkY02Ab
この論文を見ると https://t.co/0u1sw8DlJu 大学生でも2割くらいしか「てぃ」のつづり thi を知らないようなので、ブラインドタッチの記事にローマ字入力のつづりについて追記しました。 https://t.co/y3lyn232T5 大人でも意外と texi で打ってる?
大学生におけるローマ字入力速度と綴り選択に関する研究 https://t.co/zIWleN0GHD

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