著者
佐藤 健太
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.106, no.12, pp.2535-2544, 2017-12-10 (Released:2018-12-10)
参考文献数
8

超高齢社会を迎えた今,multimorbidity(多併存疾患状態)が当たり前となり,旧来の科別・疾患志向ではなく,患者の抱える問題志向の包括的プロブレムリストを用いて診療を行う重要性が増してきている.本稿では,患者の訴える症状や身体所見等の基本情報からプロブレムリストを作り上げていく基本的な方法から,膨大で複雑な問題点を抱える患者での応用的なプロブレムリストの運用方法,膨らみすぎたプロブレムリストの縮め方等について解説する.

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ちなみに、この書き方は「『型』が身につくカルテの書き方」で紹介されている書き方。 ここ最近は新年度になる頃になるとベストセラーに上がってくるので、結構な人数の若者は参照していると思われる。 なお、内科学会誌でも著者が内容を紹介している。 https://t.co/sJhLct8BQX
Multimorbidityで複雑性の高い場合、 情報のまとめ方の参考 普段の診療ではcomplexのような記載はしませんが、ディスカッションする場合には良いです。 Multimorbidity時代のプロブレムリストの作り方https://t.co/OhyxPHGgF3 https://t.co/WPVOe7GThW
大浦先生が紹介されていた、Multimobidity 時代のプロブレムリスト(佐藤健太先生)は参考にしたいφ(.. )紙カルテだとなかなかうまく書けないのが悩ましいですが… https://t.co/MvyKTeXXnx
Multimorbidity時代のプロブレムリストの作り方@佐藤健太先生。 継続外来に長く関わると、高齢者などは自然と多併存疾患状態となりどんどんカルテの情報量が増えていってしまう。この記事では複雑性に応じたカルテのまとめ方の提案をされていて、かなり実践的。 https://t.co/C7cIAsMKLv https://t.co/hgRUzj3lRM

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