著者
中島 一郎
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.107, no.8, pp.1470-1476, 2018-08-10 (Released:2019-08-10)
参考文献数
10

多発性硬化症(multiple sclerosis:MS)の診断においては鑑別疾患の除外が重要であり,自己抗体が関与する脱髄疾患等を注意深く鑑別する必要がある.早期診断にMcDonald基準は有用であり,MRI(magnetic resonance imaging)や髄液所見を参考に早期の診断を心がける必要がある.急性期にはステロイドパルス療法が有用であり,寛解期には長期予後を考慮し,早期から疾患修飾薬を使用する.本邦でも使用可能な疾患修飾薬が年々増えてきており,それぞれの薬剤の特性を理解したうえで選択する.

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@tuyuta27 2018年なので変わっているかもしれないですが、診断アルゴリズムはこの図が分かりやすかったです! 髄液OBが陽性であれば典型的MSみたいですね
@satoshi81272772 引RTありがとうございます! 中島先生の2018年の論文です☺️ ぜひご参考にどうぞ✨ https://t.co/hVXYCHDbE1
@tuyuta27 https://t.co/hVXYCHDbE1 中島先生の2018年の文献から引っ張ってきたよ☺️ つゆちゃんは話を聞いている限りではたぶんCISの状態なのかな?と思う

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