著者
大曲 貴夫
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.110, no.11, pp.2355-2360, 2021-11-10 (Released:2022-11-10)
参考文献数
21

SARS-CoV-2(severe acute respiratory syndrome coronavirus 2)による感染では他のウイルス感染症と同様にまずは自然免疫が応答するが,I型インターフェロン応答が阻害されるために一部の患者では感染が抑制されずに進行し,NLRP3インフラマソームの活性化が持続する.そこに獲得免疫系の応答が強く起こり,さらにI型インターフェロン応答が遅発性に強く起こるために重症化すると考えられている.

言及状況

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2021年12月?の下記大曲先生の記事を素人が抜粋すると ・コロナウイルス感染に伴う自然免疫系の応答は、二つに大別される ・一つはI型インターフェロン産生を誘導する 経路 ・もう一つはNLRP3インフラマソームを活性化 する経路 → https://t.co/VO6C4MPQUA
新型コロナウイルスへの暴露量が多いと、インターフェロンがうまく産生されず、抗ウイルス応答が抑制されウイルスの増殖が止まらずに重症化すると、2021年頃から言われていたと思う。 この話って否定されたのかな? chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://t.co/fv5mEBsDn9 https://t.co/JXkE1gelA8 https://t.co/ClsrwzFQPT
重症化の機序はわかったが、だから何だというんだろう。素人な自分的には、一部の患者では重症化する、というありきたりの結論に行きつくだけなんだが。https://t.co/WahEMHcAN8

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