著者
長澤 浩平
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.99, no.10, pp.2460-2466, 2010 (Released:2013-04-10)
参考文献数
10

成人発症Still病(adult onset Still’s disease:AOSD)は,高熱,多関節痛,皮疹,高度の炎症反応,及び血清フェリチンの著増などを特徴とする全身の炎症性疾患で,病態形成にはIL-18を初めとする炎症性サイトカインが深く関わっている.治療はステロイドを中心とするが,重症例にはシクロスポリンやメトトレキサートなどの免疫抑制薬,さらには生物学的製剤の使用が必要となることがある.

言及状況

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@hauru2022 @CKazu6 成人Still病は何らかしらのきっかけで炎症性サイトカインが過剰に産生されて引き起こされる疾患だとされています。 炎症性サイトカインが好中球を増加させるという機序だと思いますがこれ以上詳しくは分かりません。 出典: https://t.co/FMpWim1HFB https://t.co/K2KF20QOsY

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