著者
谷崎 義衛 小林 映章 安藤 遙
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化學雜誌 (ISSN:03695387)
巻号頁・発行日
vol.80, no.4, pp.445-450, 1959-04-10 (Released:2011-05-30)
参考文献数
19
被引用文献数
8

ポリビニルアルコール水溶液,およびポリビニルアルコール膜中におけるヨウ素の吸収スペクトル,あるいは2色性をいろいろの条件で測定した・220,290および360mμ 付近の吸収帯は,測定したすべての条件のもとで観測されるが,460と620mμ 付近の吸収帯は特定の条件のもとでのみあらわれる。220mμ の吸収は1-によるものであり,可視部の吸収はかなり長い多ヨウ素鎖(イオン)によるものである。290mμ と360mμ の吸収は,それぞれ別個のヨウ素鎖イオンによるものと推定され,2色性による簡単な解析の結果によれば,これらの長さの比はほぼ2:3である。

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@juntzn 可視光を吸収させてるっていうのもなんか新鮮だった。 金属片みたいなイメージだった。 ヨウ素 可視光で検索したらすごーく昔の学会講演が出てきた。化学の人はこういうのをやってるんだな https://t.co/UCz99RzsHc

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