著者
神保 恵理子 桃井 真里子
出版者
一般社団法人 日本小児神経学会
雑誌
脳と発達 (ISSN:00290831)
巻号頁・発行日
vol.47, no.3, pp.215-219, 2015 (Released:2015-11-20)
参考文献数
20
被引用文献数
1

発達障害の中でも自閉症スペクトラム障害 (autism spectrum disorders ; ASD) は遺伝性要因が強い疾患である. 発症には, 多数の遺伝子の関与と共に, 遺伝子×環境性要因によるエピゲノム形成が示唆される. 罹患者の約40%にゲノム異常や遺伝子変異が検出されていることから, 今後の分子遺伝学的研究の進展は, 発症機序などの解明に不可欠である. これまでの解析から, ASD候補遺伝子はシナプス恒常性に関与するものが多い. 筆者らは, ASD特異的変異が惹起するシナプス機能性蛋白のloss-of-functionに加え, gain-of-functionの存在を示してきた. ASD, さらに合併疾患にも関与する共通分子機構の解明, 治療へと繋がることを期待したい.

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@carol112222 @nazn_a @kumi70jp 現段階では「遺伝子がどのように影響してASDに至るか」や「どの遺伝子がどのくらい因子になるか」いう問題が不透明であることが多いのであって、遺伝的要素が強く関連していることはほぼ確定しています。 研究が多い為あくまで1例ですがリンク迄 1)https://t.co/vKzJvkP80j 2)https://t.co/YXYiDSoPCI
@zabehabiah 下の論文で、発達障害遺伝子が特定されているんで、どこかの遺伝子解析サービス会社がこの1年以内に検査サービスを開始するのが目に見えています。上みたいな無能な人がいると、本当に迷惑なんですよ。 https://t.co/O3zbShap1V
発達障害と遺伝(ASD遺伝子)に関する論文があった。 これメディアで紹介されると、優生保護思想再燃、差別助長で社会が酷くなるレベルのもの。これは報道規制がかかっている。 https://t.co/SYqx4ir2E1
@fgidf98fj9jh0h 探せばいっぱい出てくると思いますが、一応置いておきます(´˘`*) https://t.co/GQeqKAcOmQ
逆に言えば、誰でもそういう素因はあるようで 分かりやすい遺伝だからの一言で済ませられるほど簡単なものでは無さそうだ それが故に、運が悪かったとかそういうことを考えるしかなくて、辛さが増したりする こういうのを見るたびに自分はまだ手放せないでいるなと思う ソース https://t.co/qybGDMQskb
俺は医学に対してド素人ですが、学術記事にはこういった意見もあります(あくまで意見として見つけただけなので内容の真贋は判断できません) J-STAGE Articles - 発達障害における遺伝性要因 (先天的素因) について https://t.co/xKDeIDbXCe
@Ludendorff0409 https://t.co/I2afRacqAu
@h6dRfYGis7ka2hk https://t.co/bO7snrkfif
発達障害における遺伝性要因 (先天的素因) について https://t.co/7rGmanY9OS
https://t.co/IDp5fxVVvZ
@tosikuni_japan5 https://t.co/hww6gWIUsS
発達障害における遺伝性要因(先天的素因)について - J-Stage 読んだ。ASDの発症は遺伝的要因が大きく、 ヒトの場合は候補遺伝子が26箇所くらいあるけど マウスの場合は言語障害を起こす遺伝子異常が特定されてるらしい https://t.co/52iGKbaWAO
https://t.co/AIxYyQbfUR 発達障害(自閉症スペクトラム)も遺伝が影響をおよぼす。自分も当事者なので、よくわかる。発達障害だからといって、それなりの人生は生きられる。ただ、子供を発達障害にしたくないなら、発達障害のない人と結婚したほうがベターだろう。
ま、出先なので僕もこれを斜め読みした程度しかしてないが https://t.co/cgQ0oOIYag

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