著者
中川 雅文 杉田 玄
出版者
耳鼻咽喉科展望会
雑誌
耳鼻咽喉科展望 (ISSN:03869687)
巻号頁・発行日
vol.51, no.3, pp.150-162, 2008 (Released:2009-10-15)
参考文献数
6

デジタル信号処理 (Digital signal processing, DSP) 技術に助けられ補聴器は飛躍的に進歩し, 現在も革新的な変化を続けている。軽度難聴者への福音となったオープンフィッティングは, 従来解決が難しかった耳閉塞感などの愁訴がほとんどないなどの理由から適応が拡大される傾向にある。しかし, その特性に関する理解不足から来る不適切な処方やオープン対応式補聴器との混同などの問題も散見するようになっている。軽度難聴者へのオープンフィッティング式補聴器の適応と限界, 処方における具体的な指示事項の在り方, 装用後の適合評価の工夫など補聴器というハードウエアを軸とした補聴器フィッティングのあり方について記す。補聴器相談医として実務に就いている医師がこれらの最新の知見や知識を補足し実際の補聴器診療に役立ててもらえれば幸いである。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (3 users, 3 posts, 5 favorites)

軽度難聴への補聴器フィッティング —その適応と処方と適合評価— 中川 雅文 @masafummi , 杉田 玄 2008 https://t.co/xTpkoK7nZE 認知心理学や脳科学が、障害の治療や研究をもとに発展してき… https://t.co/BVrdmjFUKn

収集済み URL リスト