著者
片谷 教孝 重岡 久美子
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
環境システム研究論文集 (ISSN:13459597)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.179-188, 2003-10-24 (Released:2010-06-04)
参考文献数
5

悪臭公害に対する行政の対応は、住民からの苦情発生を起点としているため、苦情発生要因を把握することが的確な行政遂行上不可欠である。本研究では、悪臭苦情がどのような要因に基づいて発生しているのかを把握することを目的として、毎年行政によって集計されている悪臭苦情件数データを社会統計学的にさまざまな角度から分析した。その結果、苦情件数の地域による違いや時間的変化は、悪臭発生施設の分布だけでなく、県民気質などの多くの要因によっていることが示された。

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@ku_ro_kuro 業種によってクレームの件数ついてはかなりばらつきがありますが 悪臭の苦情の統計的なデータでは最大でも1万人に2人ぐらいクレームを出すとのこと https://t.co/OUp9vkVs5K つまりほとんどクレーム自体は実態としてはないと思います。 https://t.co/jiH7DLkqWj

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