著者
内田 智也 古川 裕之 松本 晋太朗 小松 稔 佃 美智留 土定 寛幸 大久保 吏司 藤田 健司
出版者
日本理学療法士学会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
pp.11692, (Released:2020-01-15)
参考文献数
26

【目的】投球動作におけるステップ脚膝関節動作と肘外反トルクとの関連から肘関節負荷を増大させる動作を検討する。【方法】中学生投手20 名のFoot Contact(以下,FC)以降のステップ膝動作を膝関節位置の変位が生じない固定群と投球方向へ変位する前方移動群の二群に群分けした。FC・肩関節最大外旋位(以下,MER)・ボールリリースのステップ膝屈曲角度,投球中の肘外反トルク(身長・体重での補正値)および投球効率(肘外反トルク/ 球速)を群間比較した。【結果】固定群は14 名,前方移動群は6 名であり,前方移動群のステップ膝屈曲角度はFC からMER にかけて増大することが示された。また,肘外反トルクおよび投球効率は固定群が前方移動群より有意に低値を示した。【結論】前方移動群はFC 以降に膝の縦割れが生じていることで,肘関節に過度な負荷が加わっていることから,ステップ膝動作の評価は野球肘の理学療法において重要であることが示唆された。

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外部データベース (DOI)

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【膝の縦割れ】 投球動作においてフットコンタクト〜MERかけて膝屈曲角度が増大する事を言います。 膝の縦割れは投球動作中の肘外反トルク高値と球速低値を示すという報告。 https://t.co/RL69TaDHSR
motusを用いた研究文献です! 【文献】 https://t.co/jpYMsvhZJR 【cyber baseball】 https://t.co/FB7PP4RdVM 【motus BASEBALL】 https://t.co/pPhQHYgd0h https://t.co/uP2zS2IQaW
【理学療法学 早期公開】 今回はmotusを用いて、投球動作不良と肘関節トルクの関連を検討しています。motusを用いた研究の相談を受けることも多かったのですが、本論文がその使い方の一つとして、ご参考になれば嬉しいです! https://t.co/NkFtee1mDq https://t.co/TLpFBm3Kmr

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