著者
秋元 肇
出版者
安全工学会
雑誌
安全工学 (ISSN:05704480)
巻号頁・発行日
vol.28, no.5, pp.270-278, 1989-10-15 (Released:2017-10-07)

二酸化炭素などの温室効果気体の濃度が2倍になると地表の温度は1.5~4,5℃上昇するといわれているが,どのような原理からそのような数字が導き出されているのだろうか,また,二酸化炭素,メタン,亜酸化窒素などの温室効果気体の濃度上昇のメカニズムは,どうなっているのだろうか.温室効果気体による地球温暖化の原理を,地球のエネルギー収支という地球物理学的側面と,温室効果気体の物質収支という地球化学的側面の両面から概観し,最近の科学的知見の一端をまとめてみた.

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@VbifSPoWxOwh5kW @M16A_hayabusa @n5Hwb6nzdIU9e4D 因みに二酸化炭素が地球温暖化に影響を与える計算式は論文に載っているようなので、参考までに載せときます。 https://t.co/dkHjJ7Cukd

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