著者
大谷 拓馬 香西 博明
出版者
一般社団法人 色材協会
雑誌
色材協会誌 (ISSN:0010180X)
巻号頁・発行日
vol.93, no.1, pp.9-13, 2020-01-20 (Released:2020-01-28)
参考文献数
15

ポリウレタンCU-LTIはクルクミンとリジントリイソシアナートによって合成した。得られたCU-LTIの構造解析はFT-IRスペクトルによって測定した。N-H基およびC=O基に起因するピークがそれぞれ確認できた。CU-LTIの紫外-可視吸収スペクトルからは450 nmの吸収ピークが確認できた。また,CU-LTIの蛍光スペクトルにおいては520 nmに発光ピークを確認できた。TG測定の結果から,CU-LTIの10%熱重量損失温度は約200℃であった。CU-LTIのガラス転移温度は70℃を示した。応力-ひずみ曲線はCU-LTIが比較的軟らかく伸びる性質であることを示した。

言及状況

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@kguchemc 上記の先生の報文を読ませていただきました。自分が修士時代にやっていたポリマーとやたら似ているなと思いました。よく見たら参考文献に自分の先生が書いたのがあるのを見つけました。 #クルクミン #高分子 https://t.co/WgxeBxAjyb

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