著者
村上 健
出版者
日本小児耳鼻咽喉科学会
雑誌
小児耳鼻咽喉科 (ISSN:09195858)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.4-8, 2020 (Released:2020-11-13)
参考文献数
5

難聴児の中には発達障害を伴う児童が増えている。このような児童には多職種が連携し個別に対応をする必要がある。言語聴覚士の役割としては聴覚管理だけでなく,全体発達および言語発達,コミュニケーションの評価を実施し,医療/療育/教育機関で連携をとりながら難聴児の発達段階に応じたコミュニケーション方法を習得させることが必要である。また評価結果に基づき,児童のもっている能力を最大限に引き出すことが求められる。言語聴覚士の立場から,様々な特性を持つ難聴児一人一人に対する療育・教育における医療/療育/教育機関の連携の重要性と,多職種連携の在り方を述べる。

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「難聴児療育における多職種連携」 ―言語聴覚士の立場から 村 上 健 北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科言語聴覚療法学専攻 小児耳 2020; 41 (1): 4–8 https://t.co/NR3Ht1An4Y #難聴 #感音性難聴 #片耳難聴 #中途失聴 #補聴器 #人工内耳 #聴覚障害 #ろう #手話

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