著者
浜中 真志
出版者
素粒子論グループ 素粒子論研究 編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.119, no.4C, pp.245-279, 2012-02-20 (Released:2017-10-02)

Hyper-Kahler多様体とは,性質の良い3つの複素構造が四元数的に備わったRiemann多様体のことである.素粒子論においては対称性の高い理論のmoduli空間として現れ,dualityの立証や分配関数の計算などで重要な役割を果たしてきた.この記事では,主にnon-compactなHyper-Kahler多様体の性質を,具体的計量の構成・解析により,詳しく議論する.数学的基礎や関連する話題についても少し触れる.

言及状況

外部データベース (DOI)

はてなブックマーク (1 users, 1 posts)

[素粒子論研究] ハイパーケーラー

Twitter (10 users, 11 posts, 20 favorites)

浜中真志著「Hyper−Kähler幾何の数理と物理」 後半に3次元N=4ミラー対称性について触れている https://t.co/GV7ilhO474

収集済み URL リスト