著者
片田 彰博
出版者
日本口腔・咽頭科学会
雑誌
口腔・咽頭科 (ISSN:09175105)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.55-62, 2014-03-31 (Released:2014-08-20)
参考文献数
27

口腔アレルギー症候群 (oral allergy syndrome: OAS) は, 特定の食物を摂取した直後から口唇, 口腔, 咽頭粘膜に腫脹, かゆみ, ヒリヒリ感などの症状が出現する症候群である. OAS は花粉やラテックスの感作が成立した後に, 感作抗原に対して交差反応性のある抗原を含む食品を摂取することで発症する. そのため花粉症に合併することが多い. 診断には食物特異的 IgE とプリックテストが有用であり, 治療は原因食物を摂取しない抗原回避が第一である. 一方, 喉頭アレルギーは喉頭粘膜でI型アレルギー反応が起こる疾患であり, 主な症状は咳嗽と咽喉頭異常感である. 臨床症状が類似しているため喉頭アレルギーと OAS は混同されやすいが, 両者の病態はまったく異なっている.

言及状況

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よくまとまってたのでメモも兼ねて 総説 「教育セミナー 口腔アレルギー症候群の現状:喉頭アレルギーとの異同」 https://t.co/xiAg6UlBHW
@pic50617 https://t.co/EdRjhQGZRU 多分こっち見たほうが良いや、ものによってアレルゲン量違うし
交差反応ってなんぞと思ってググって見たら、結構あってびっくりしました。喉の違和感の原因これだったのね。 https://t.co/NlgvaeIqtg

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