著者
森 順子
出版者
河原学園 人間環境大学
雑誌
人間と環境 (ISSN:21858365)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.11-19, 2012-07-31 (Released:2018-04-23)

人間は他者との関係を持って生きている。真の人間関係とは何か。『リア王』の主人公が藤の末、手にするのは、コーディーリアとの揺るぎない関係である。シェイクスピアは副筋を編み出し、この理想的な人間関係を際立たせる人物を描いている。それがグロスターの私生児エドマンドである。私生児に対する差別と偏見をもつ社会の中で、父親から人前で息子と認めるのを恥ずかしがられる存在である。彼は感情を封印し、他者を騙す道を選ぶ。エドマンドが死の直前に変われたのは何故か。人間関係の兆しと愛を感じ取ることができたからである。真の人間関係には人を変える力がある。その基盤は相互の愛と尊敬である。人間関係の視点からエドマンドの内的世界を探る。

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リア王の論文なんですけど完全にエドマンドに見出だしててレポートには使わないけど面白かったので貼ります。https://t.co/cJP7jvijX5
セントラルパークでご飯食べながらこれを読んでた。はい!付け焼き刃! https://t.co/mXGX90cJTF

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