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投稿一覧(最新100件)

col********さん 納豆の発酵に関与する微生物は、微生物分類学的には Bacillus subtilis という 細菌に属するもののうちのある種のグループに位置付けられています。 (古い論文ですが https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsb1944/35/4/35_4_625/_pdf ) あくまでも細菌であって、断じてカビではありません ...
個人的見解になりますが、バイオ燃料は単純な化石燃料との競争では 勝ち目は少ないと考えます。バイオ工業の産物は付加価値の高い ファインケミカルの領域でならコスト競争力を持ち得ますが、 コモディティケミカル製品の領域ではコスト的には対抗が困難です。 生物原料の調製(培養等)のコストがどうしても高くついてしまいます。 ただ、政策的要素が加味されればバイオ燃料が成立する余地はあります。 例 ...
日本語はアレですけど、正しい記載となりうるものは④ですね。 モニリエラ(Moniliella)属は担子菌の酵母様真菌であり、ジャムやママレードの ような糖濃度が高く浸透圧が高い環境を好む好稠性を示します。 またエタノールに対する耐性も高く、エタノール殺菌に耐性を示す特徴が あります。というより、むしろある程度の濃度まではエタノールを 自分のエサとして利用します。 (エタノール耐性カビとして分離され ...
①補足で挙げられている細菌の属のうち、バクテロイデスと大腸菌を除いた ものがグラム陽性菌です。 ②水素産生は細菌の属ごとに全てが行なうわけではなく、 その属の中の一部の種類のものが水素産生を行ないます。 水素産生という代謝的特徴は、微生物の分類とは関連がありません。 主に研究されている水素産生細菌について、個々に説明されている文献の リンクを貼っておきます。 https://www.jstage ...
うめさん 固定化酵素が盛んに研究されていたのは今から40~50年くらい前のことなので ネット上で情報を探そうとしてもなかなか難しいかもしれません。 そのころの固定化酵素に関する文献(日本語の総論)の PDF が見つかったので、 リンクを貼っておきます。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/yukigoseikyokaishi1943/32/4/32_4_2 ...
無水ラクトースの結晶としては何種類かあるようです。 それぞれ調製方法も確立しているようです。 具体的な方法は、リンク先の文献の実験方法を参照してください。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/chikusan1924/58/8/58_8_681/_pdf/-char/ja
ついている回答の解説が逆なので、老婆心ながら。 イソジンの色は、ヨウ化カリウム溶液に溶けているヨウ素の色です。 KI + I₂ → KI₃ という I₃⁻ の形で溶液に存在しています。 このヨウ素は酸化剤として働き、ビタミンC(アスコルビン酸)は 還元剤として働いてヨウ素を還元して無色のヨウ素イオンにします。 アスコルビン酸 + I₂ → デヒドロアスコルビン酸 + 2HI ご質問 ...
活性の強さは別にすればキチナーゼの分布は広範で、 基本的には自分自身にキチンを有していて、自身のキチンを再構成する 必要のある生物か、菌または動物のキチンを消化する必要のある生物が 持つとされています。平たく言えば、自分のキチン質を一部分解する 必要がある(細胞分裂など)ものや、キチンを自分のエサとして利用する ために消化酵素としてキチナーゼを有するもの、というわけです。 カニを含 ...

1 0 0 0 OA 硝酸法パルプ

mt44128さん 木材からリグニンを回収する方法として、硝酸法は硝酸によるリグニンの ニトロ化などの副反応が起こりやすく、リグニンの可溶化を起こすのに 必要な量よりも大過剰の硝酸を消費するということで 硝酸のコストが高くなる、ということかと思います。 あと、Desforges法については記載がある古い文献が見つかりましたので リンクを貼っておきます。1958年の雑誌の記事なの ...
b_panieさん ①過去質にお答えがあります。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1328120493 補足して言うなら、κ-カゼインの105番目のフェニルアラニンと106番目の メチオニンの間のペプチド結合を切断してやることにより、ミセル構造を 不安定化させて凝乳させることになります。 ②仔 ...
motoaiorizawa_noritadanagahiroさん >芽胞というのは、例えば莢膜の外を覆うように形成するものなのですか? >それとも細胞の中にできるものなのですか? 芽胞は内生胞子などとも呼ばれていて、生細胞の中に形成されます。 >芽胞の主成分にはどのようなものがあるのですか 芽胞は大きく分けて、スポアコートと呼ばれる外表面、コルテックスと 呼ばれる中膜、コアと呼 ...