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本来は 「マイナージャンルを好む人々」のことを差別して言ったのが〈おたく〉でした。 傾倒度ではなく、その傾倒している対象がマイナーかメジャーかで一方的に決めつけられました。 > で、アニメファン、SF読者、マイコン少年、カメラ小僧……等、わりにマニア性の強い趣味に溺れている青少年を総称して、俗に“おたく族”と呼ぶならわしがある。 出典:中森明夫「二十代感性事典」 難波功士『族の系譜学 ユース・サ ...
キャラではなく内容に違いがあります。 オタクとは中森明夫氏が『漫画ブリッコ』1983年6月号に掲載されたコラムで名付けた言葉であり、元々は平仮名で「おたく」でした。 「80年代サブカルチャーのウラ」 ゲスト︰中森明夫 https://youtu.be/_d5DGF1BgQI その中森氏が書いた文章をいくつか引用します。 > 本棚にビシーッとSFマガジンのバックナンバーと ...
野村総研の定義に沿って言うと 「アニメに対して、時間やお金を極端なほど集中的に消費しつつ、深い造詣と創造力を持ち、かつ情報発信活動や創作活動なども行っている人々」 がアニオタでしょう。 > 本書もこれに従い、オタクの基本的な定義を、「こだわりがある対象を持ち」、「その対象に対して時間やお金を極端なほど集中的に消費しつつ」、「深い造詣と創造力を持ち、かつ情報発信活動や創作活動なども行ってい ...
命名者と言われている中森明夫氏の定義では ・アニメファン ・SF小説を大量に持つ読書家 ・有名進学塾に通う勉強家 ・オーディオマニア ・カメラ小僧 ・マイコン少年 ・怪獣マニア などの総称が〈おたく〉でした。 > 本棚にビシーッとSFマガジンのバックナンバーと早川の金背銀背のSFシリーズが並んでる奴とか、 (中略) > 有名進学塾に通ってて勉強取っちゃったら単にイワシ目の ...
中森明夫氏の定義では「マニアやファンとは別にオタクが存在する」のではないようです。 > で、アニメファン、SF読者、マイコン少年、カメラ小僧……等、わりにマニア性の強い趣味に溺れている青少年を総称して、俗に“おたく族”と呼ぶならわしがある。 出典:難波功士『族の系譜学 ユース・サブカルチャーズの戦後史』青弓社、2007年 https://ci.nii.ac.jp/naid/1200057 ...
近年ではそれほどでもないと思いますけどね。 > しかしその後、社会の共通性はいよいよ解体し、大衆は分衆化する。そのためオタクは「中心─周辺」概念では捉えられなくなり、オタクの逸脱性は和らげられていく。 > 大衆が分衆化によって多様性を失い、集団の正統性が弱まって危機化したので、時代と関係なく存在していたオタク文化が相対的に確からしさを人々に与えるようになってきたのである。 > このように ...