この記事で紹介されている新潟大の須川賢洋氏は、3か月前のEIP研究会で、すでに3Dプリンターの法的問題について、おどろくほど先見性のある報告を発表し、対策についても示唆に富んだ考察をしている。 銃製造以外にも多くの問題の可能性がある。 こういう問題が出ると、かならず極論に走る人がいるが、問題の大きさと、間違った規制をした場合の弊害の両方をよく理解した専門家の助言をうけて、産業会が協力してバランス ...

ちょうど昨年こんなもの書きました。関心のある方はご参考まで。 http://ci.nii.ac.jp/naid/40019590380 で、これまでの以下のような例は上記にも紹介しています。 (1) 標準化参加者が特許を申告せず、標準化後に特許請求した場合には不正競争とみなされた例がある (2) FRAND宣言後もパテントプール形成には一定時間がかかり、パテントプールが形成されるまでは許諾も利用 ...

ネットもできないところに閉じ込められたので、たまたま持っていたデジタルプラクティスを読んだら、面白い記事2本にあたった。1本目。 日本語のあいまい表現の例示。そうそう、あるある、こういう表現。見つけては指導しているが、論文指導にちょうどいい。 阿部圭一、情報伝達型の日本語文章に現れるあいまい表現の類型化とその改善例 https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=pa ...

M7クラスの地震で地表面まで活断層が動いた場合、活断層上の建物はどうなるか? こんなデータに関心がある人がいるだろうか。答えはこちら。 http://ci.nii.ac.jp/naid/130002152958 私がどうして関心を持つかといえば、 A「活断層が建築物の直下にあるかどうかは安全性と無関係。」(たとえば 以下の*1) B「活断層が直下にある原子力発電所は危険」(規制庁?) という2つの ...