唱歌深層 (@CXmsoLK1WtISQqb)

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じっくり読むだけの価値ある論文に出会う喜び。GWはこれで過ぎていくが、まあいいか。 鈴木啓孝「『尋常小学唱歌』編纂の思想的背景」(2023年3月)https://t.co/guQG6DiNr3 10回ほど連載する予定です。 https://t.co/YtIqvjCSqd
城佳世「日本民謡の概念の変遷」2020年https://t.co/k5XPJEZ9FX を読む。なるほど~。大和田建樹編『日本歌謡類聚』を割愛してほしくなかった。なぜなら、尋常小学唱歌編纂の参考にされたから。長連恒について書いてほしかった。有名どころの高野辰之はもうおなかいっぱい。民謡から唱歌へに関心。
文部省唱歌《虫のこえ》で、虫のなきごえがどう変化したの? と調べたくなったら、これを読むといい。 白石良夫「鈴虫はほんとうにちんちろりんと鳴いたのか」 https://t.co/Qw99V9PBK9 結論は、徒労だそうだ。なっとく。つまりこういう議論になる。 https://t.co/pnAx1bwOOr
どこが控えめか。唯一の単独編著作「中等教育唱歌新教材」に、自身の作曲した曲は一曲もなかった。自身の作曲を後世に残したいなら、印刷物にしたいものだ。 https://t.co/DI0QVnOYvZ
俗説にまみれてしまった研究事例が「子どもの歌の音楽文化史的研究 : 日本伝統音楽を視座とした1900-1940年の展開」だ。https://t.co/uki4vyprBq(限定公開)163コマ。これと『ふるさとを創った男』によって、俗説が強固になり、文科省も引きずられて作者表示をOKしてしまった。
それは「ケーベルトラップ」とでも名付けられる重要検討課題。夏目漱石が残した日記メモのなかに、湯原元一をダメ校長だと記してあるというもの。これはもっと慎重に検討すべきだ。https://t.co/RGiGDVCTMc 143コマに、ケーベルに関する記述があるから読んでみたほうがいい。

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そもそも「うさぎ追い」という言葉は、最近生まれたもの。国会サーチとかで検索してみればよい。「兎狩」ばかりがたくさんある。昭和の初めには「兎狩ツアー」も企画された。https://t.co/70QT9IMa4k 62コマ 信州で兎狩もあったろうが、我田引水的に解釈してはいけません。
それでこの資料に興味を抱いた人は、以下を読むのです。 CiNii 博士論文 - 明治中期から大正期の日本における唱歌教育方法確立過程について https://t.co/WaiY6kgYyf #CiNii
旋律構造を分析して作曲者が判定できるなら、そんな面白いことはない。文部省唱歌のうち『尋常小学唱歌』に限ってはそれはあり得ない。岡野貞一という人が本当はどういう人なのか、よく一緒に酒を呑んだ島崎赤太郎と吉丸一昌の記録から読み解いてみるとよい。 https://t.co/UcVVaWn8vg
岡野貞一作曲の可能性が高いなどという誤認識をこれ以上広めてはいけない。文部省唱歌の成り立ちを史料から調べると合議による共同制作と分かる。 https://t.co/kpJSKixfQh
雪の唱歌で、「雪やこんこ」と「雪やこんこん」の違いが気になって仕方がない人は、若井勲夫著『童謡・わらべうたの言葉とこころ』あたりから読むといいのではないか。手っ取り早く知りたいなら、同氏の「童謡・わらべ歌新釈」https://t.co/NWXY7PvKeT はどうか。

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