雑記録 (@zakkiroku)

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8 0 0 0 OA 霜月騒動再考

霜月騒動に関する論考として、本郷和人「霜月騒動再考」を読む。 印象として佐藤進一や村井章介、細川重男の見解を主に参考として、 ・統治=安達泰盛=将軍復権 ・御家人の利益=平頼綱=得宗集権 種々の側面を加味して上記の構図を提示した事に意義があるのだろうと思った。 https://t.co/gKQvL6RK4C
『看聞御記』に記された夢物語から下記の論文を思い起こした。ただ、結果として斯波氏が太刀を受け取る事が無かったという点は興味深い。足利氏に次する武威を有するものの、斯波氏は足利氏を超越して武威の継承を受ける事が出来ない点を暗示しているのかと想像した。 https://t.co/i6cZHt9ynb

7 0 0 0 OA 翁草 : 校訂

『歴史研究』第679号の「特集 明智光秀と戦国」に目を通す。気になった論稿について感想。 高橋正一「明智光秀と刀剣」 『翁草』より「明智光秀を信長公へ吹挙せしは本阿弥光正なり」という記述が確認出来る。その他に明智家と本阿弥家に関係する史料はあるのかな? https://t.co/uwlxdYoxLz https://t.co/wrAZ82Lx2I
RT @washou3956: PDF公開。神田千里「『越州軍記』にみる越前一向一揆」(『東洋大学文学部紀要.史学科篇』44、2019年3月)不明な点が少なくない越前一向一揆について、天正五年の奥書を持つ軍記物「越州軍記」を慎重に扱いつつ、北陸諸勢力との「外交」や政治史に即して…
古川元也「中世都市研究としての天文法華の乱 描かれた洛中法華教団寺院をめぐって」(『国立歴史民俗博物館研究報告』180巻)を読む。 「今般日蓮党、京都充満而」と言われるような寺勢の拡大と、洛中洛外図諸本に描かれた法華宗寺院より天文法華の乱後の様相を読み解く内容。 https://t.co/Fk2EDy3BzY
原田正記「織田権力の到達-天正十年「上様御礼之儀」をめぐって-」(『史苑』51巻1号)を読む。 織田権力の全国統一の到達点として、各地域の大名による「御礼」言上を指摘。そして、全国に鷹師を派遣して鷹所望の上で、鷹の進上を通じた個別の分国安堵を実行した点を重視。 https://t.co/IQY5BcUxXm
神田千里「ルイス・フロイスの描く織田信長像について」(『東洋大学文学部紀要 史学科編』41号に所収)を読む。 「神仏や異教を軽蔑する信長像」「イエズス会との関係」の二項目に関して考察し、「イエズス会に特別好意的な信長像」とは実証的に再検討が必要であると指摘。 https://t.co/jglHRo1TV3

14 0 0 0 OA マクベス幻想

劇団☆新感線『メタルマクベス』 面白かった。思う事もあったので下記論文を読んでみて、色々納得。 https://t.co/dqR7QifUfS https://t.co/w06v81hSFs
漆原徹「建武三年における備前守護に関する一考察:室津軍議と守護・大将併置制」を読了。 『安養寺文書』より、室津軍議の最重要課題である瀬戸内海制圧のため、『梅松論』とは異なる大将・石橋和義、守護・赤松氏の守護・大将併置制が備前において実施されていた事を考察。 https://t.co/dz3m6FEd28
平井上総「織田信長研究の現在」(『歴史学研究』955号)を読み直し。 織田信長とその権力体に関する最新の研究動向を追うにあたって、各研究者の論点のポイントがまとめられており、非常に分かりやすくて嬉しい。 https://t.co/nrwOdzFcQr
家康による佐々成政の軍事支援説。 村上義長が気になったので調べてみると下記論文を発見。 家康が成政との同盟関係を維持した点は変わらないが、各論者の史料解釈によって成政に対する家康の態度が「積極的」か「消極的」かが変わっている様子。 史料解釈は難しい。 https://t.co/0EBA0ETB6R

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