著者
松田 成弘 信澤 邦宏
出版者
群馬県水産試験場
巻号頁・発行日
no.11, pp.27-29, 2005 (Released:2011-03-05)

集落排水処理事業等の下水処理にあたっては、公共用水域へ処理水を放流する前に塩素等で消毒が義務づけられているため、残留塩素が河川へ流入することはある程度避けられない状況にあるものの、魚類死亡事故のうち残留塩素を原因とするものは少なくない。残留塩素には遊離残留塩素と結合残留塩素があるが、今回魚類に対して毒性がより強いと考えられる遊離残留塩素のアユとコイに対しての毒性試験を実施したので報告する。

言及状況

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@yukin_done @zivacray 六衛府さんの趣旨とは違うけど 水道水の上限濃度1mg/L コイと鮎の試験があるコイは平気 実際の水道水の塩素濃度は測定していないけど 金魚なら水道水の塩素濃度でそのまま平気でした プラティ等でも水道水そのままで行っていましたが コイ科は結構強いように思います https://t.co/McVyR1lSME https://t.co/ArLvh3X31m
群馬県水産試験場によれば、コイは残留塩素濃度が1.0mg/Lまでは生息に問題無く、また異常が発生する2.0mg/L以上の濃度では数時間で死に至る。金魚はコイ科フナ属なので、同様な残留塩素耐性を持つと考えられる。つくば市の水道水は蛇口において0.1mg/Lであり問題無いようだ
プールに金魚を放すとどうなるか。漏れなく死にます。 以下、「文部科学省による遊泳用プールの衛生基準について」より抜粋 a 遊離残留塩素濃度は、〇・四mg/l以上であること。また、一・〇mg/l以下であることが望ましいこと 画像はhttps://t.co/OWkhWXNATm より抜粋 https://t.co/IOrPpVY0b7
@taiten_songo 一応 原水の放置時間による魚との研究結果あったので、興味があれば参考にしてみてください。 https://t.co/Q3HBFbHORP https://t.co/jLQ6RN2MaQ

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