- 著者
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明石 信廣
南野 一博
- 出版者
- 北海道立林業試験場
- 巻号頁・発行日
- no.46, pp.117-126, 2009 (Released:2011-02-03)
北海道立林業試験場光珠内実験林において、自動撮影カメラを用いて哺乳類相を調査した。2006年及び2007年の5月から11月の間に、2台のカメラを4箇所の調査地に交互に設置し、総撮影日数は536日であった。今回の調査方法では、エゾリス、エゾシマリス、キタキツネ、タヌキ、エゾヒグマ、クロテン、エゾシカの在来種7種及び外来種としてアライグマ1種の生息が確認された。ネズミ科及び翼手目も撮影されたが、写真による種の同定が困難であった。食痕や糞から、実験林内におけるエゾユキウサギの生息は確認されたが、撮影はされなかった。文献を基に北海道に生息するとされる哺乳類のリストを作成し、2006〜2007年に実験林において確認された種を示した。