著者
Megawati Kusnowidjaja 東原 紘道
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集 = Proceedings of JSCE (ISSN:02897806)
巻号頁・発行日
vol.584, pp.11-18, 1998-01-21
参考文献数
20

1995年に京都北部―淡路島西部断面に沿って, 一連の爆破実験がおこなわれた. 明石海峡大橋の基礎部での観測記録はS/N比が乏しいものであったが, 波形処理により, 爆破震源からのS波を求めることができた. そして, 到達時刻のフィッティングで地下のP波速度構造を求めた. 明石海峡大橋直下の地下構造はP波速度5.2-6.0km/sの4つの層から構成されていることがわかった. 本研究で明らかになった地下構造は, およそ30年前の爆破実験で求められた地下構造に較べ, 浅部をより詳細に記述するものとなった.

言及状況

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爆破による人工地震実験によって明らかにされた明石海峡大橋直下の地質構造 CRUSTAL STRUCTURE BENEATH THE AKASHI KAIKYO BRIDGE AS REVEALED BY EXPLOSION SEISMIC EXPERIMENTS https://t.co/XRxb91fDw6

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