著者
松原 仁
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.46, no.7, pp.814-816, 2005-07-15

今年のコンピュータ将棋選手権で優勝した激指はアマ5段の実力に達した.2002年にはアマ4段だった(1)ので,それからの数年で1段分強くなったことになる.アマでふつうに取ることのできる最高位は5段であるが,アマのタイトルなどを獲得すると6段が認められる.激指の実力は短い持ち時間では6段に近いものと思われる.将棋ファンは少なく見積もって一千万人程度は存在すると思われるが,現時点で激指に勝つことのできる人間は(プロ棋士を含めて)千人程度と考えられる(筆者もアマ5段であるが,正直に言って短い持ち時間では勝つ自信がない).上位の0.01%にはいったことになり,トップになるのも時間の問題になってきた.ここではここに到る経緯について振り返って将来を展望したい.

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これも末尾のコラムが面白い。人知というのは底知れぬものだ / オープンアクセスからPDFが読めます /

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これも末尾のコラムが面白い。人知というのは底知れぬものだ / オープンアクセスからPDFが読めます / / “CiNii 論文 -  2. コンピュータ将棋はどのようにしてアマ5段まで強くなったか(<ミニ小特集>コンピュータが将棋を制…” http://t.co/nBATf2Zr

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