著者
杉本 めぐみ
出版者
Japan Society of Information and Knowledge
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.22, no.4, pp.355-364, 2012-11-04
被引用文献数
1

防災上,2004年のスマトラ沖津波の教訓を生かすことが出来なかった2011年の東日本大震災を鑑みて,災害記録を次の災害に備えるためにはどのように生かしていくべきか.その記録は,今なお被災地や県外の避難場所で苦しんでいる被災者の気持ちからかけ離れてはいないのか.我々はどのように激甚災害に備えるべきか, 被災者とどう向き合うべきなのか.まだ回答は見つからない中で,これから我々が取り組むためのヒントを見つけるため,大規模災害経験の先を行くインドネシアのアチェではどうなっているのか,アチェでの7年間の防災教育を通じた取り組みを参考に紹介する.

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第17回情報知識学フォーラム予稿 記憶と解放、記憶と伝承 : インドネシア・アチェの津波経験を踏まえて (特集 第17回情報知識学フォーラム「震災の記憶・記録とアーカイブズ」) / 杉本 めぐみ. CiNii OpenSearch ... http://t.co/gQ3MKaBx

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