著者
永井 智香子
出版者
長崎大学
雑誌
長崎大学留学生センター紀要 (ISSN:13486810)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.53-76, 1997-03-25

戦後50年以上たった今も中国から残留邦人が肉親探しのために来日している。そして,その多くは故国日本への永住帰国を希望している。家族を伴っての"帰国"となるが,その中に自分の意思ではなく,家族に伴って来日する学齢期の子供たちもいる。国際化という言葉が市民権を得て久しいが,中国から来た子供たちが学校で差別されたり,偏見の目に晒されたりするという報告が少なからずある。それらの差別や偏見は非行の引き金となることもあるという。そこで,インタビューという方法を用いて,中国から来た若者たちが受けてきた差別や偏見とそれにともなう心の動きや痛みを明らかにした。

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こんな論文どうですか? 日本による異文化に関連した差別と偏見 : 学齢期に中国から来た若者たちにインタビュ-をして(永井 智香子),1997 https://t.co/LFNi5zcYOS

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