著者
三宅 威仁
出版者
同志社大学
雑誌
基督教研究 (ISSN:03873080)
巻号頁・発行日
vol.65, no.1, pp.59-78, 2003-09

論文改革派認識論はアメリカ合衆国に移入されたオランダ新カルヴァン主義運動を母体とし、古典的基礎付け主義やそれに由来する無神論的証拠主義を論駁する意図をもって登場した。改革派認識論によれば、有神論的信念はキリスト者にとって適正に基本的であり、いかなる証拠によって基礎付けられていなくとも合理的である。また、キリスト教が真であると仮定すれば、キリスト教の諸信念は知識として保証される。Reformed epistemology originated in the Dutch neo-Calvinist movement, that had been transplanted in America, with the intention of disproving classical foundationalism and atheistic evidentialism. The main thrust of Reformed epistemology is that for Christians theistic belief is properly basic and rational without any evidential foundation. And that, if Christianity is true, Christian beliefs are warranted as knowledge.

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こんな論文どうですか? <論文>宗教的哲学としての改革派認識論-有神論的信念の認識論的地位を巡って-(三宅 威仁),2003 https://t.co/y7bGXOqfUp
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