著者
山内 一史 楊箸 隆哉 木戸 能里子 坂田 和嘉子 石川 稔生
出版者
千葉大学
雑誌
千葉大学看護学部紀要 (ISSN:03877272)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.1-7, 1989-03
被引用文献数
1

インスタントコーヒーを用い,暗算作業量を指標としてカフェインの精神運動刺激作用をみる実験を行った。1.暗算作業検査を繰り返し行うと,その作業量の伸びは徐々に鈍ってくるが,カフェイン飲用によってこの傾向は軽減される。この効果は安定しており,少なくとも30分は持続する。2.上記のクレペリンテストにおけるカフェインの効果は,被験者の暗算作業能力や学習能力において,それぞれ高い能力を持つ被験者に,より有効に作用することが示された。これらの結果より,カフェインの中枢作用について考察を行った。

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CiNii 論文 -  <原著>暗算作業量に対するカフェインの効果 第2報 http://t.co/Qk8dFOVju7

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