著者
石嶺 行男 仲田 栄二 仲間 操
出版者
琉球大学
雑誌
琉球大学農学部学術報告 (ISSN:03704246)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.621-631, 1983-11-19

1本研究は琉球列島におけるサトウキビ畑の雑草群落を植物社会学的方法によって分類することを目的とし, 本報はその一環として沖縄本島北部地区の調査結果をまとめたものである。2沖縄本島北部地区のサトウキビ畑から37個の植生調査資料が得られた。これらの資料をチューリッヒ・モンペリエー学派の方法で表操作した結果, 次の植生単位が明らかになった。ハマクワガタールリハコベ群集Aホシダ亜群集a.典型変群集b.タイワンコモチシダ変群集B典型亜群集Cヤブジラミ亜群集i.ヘビイチゴファシースDヒエガエリ亜群集c.典型変群集d.ヤナキタデ変群集e.ハマヒエガエリ変群集3ホシダ亜群集は株出畑に, ヒエガエリ亜群集は新植畑に生育する。また, ヤブジラミ亜群集と典型亜群集は両方の畑に生育している。

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こんな論文どうですか? 琉球列島におけるサトウキビ畑の雑草群落に関する研究 (III) : 沖縄本島北部地区の雑草群落の分類(農学部付属農場)(石嶺 行男ほか),1983 https://t.co/vlKQrATivo

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