著者
宇宙科学研究所編 山田 隆弘
出版者
宇宙航空研究開発機構
雑誌
宇宙科学研究所報告特集 (ISSN:02859920)
巻号頁・発行日
pp.3-200, 1997
被引用文献数
1

本報告は, 宇宙実験・観測フリーフライヤー(SFU)の成果をまとめたものである。SFUは, 汎用・多目的のフリーフライヤーであり, 飛行後に回収され, 再飛行を行うことができる。SFUは, 1995年3月18日に宇宙開発事業団のH-IIロケットにより種子島宇宙センターより打ち上げられ, 軌道上で各種の実験・観測を行った。その後, 1996年1月13日にNASAのスペースシャトルにより回収され, 1月20日にケネディ宇宙センターに帰還した。本報告は, SFUのコアシステム(共通部分)について飛行の成果をまとめたものである。SFUの搭載実験の成果については, 別の報告書にまとめられる。本報告書の第1章では, SFUミッションの概要, SFUの開発の経緯, SFUの運用の概要について述べる。第2章では, SFUコアシステムの各々の部分について, (1)概要(主要な機能性能等), (2)軌道上での運用の結果, (3)回収後の試験・検査で判明したことを述べる。第3章では, 打上げ前から帰還後までの各運用のフェーズ毎に運用の結果を説明する。

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@tsugumi_shinai @kin_mokusei https://t.co/VMeLxqKXTT 該当は"TRNL:ロンジロントラニオン" 「シャトルへの収納は,SFUグラップルフィクスチャをシャトルのロボットアーム(RMS)で捕獲した後, 主構体ロンジロン及びキールトラニオンをシャトルに機械的に結合することにより行なわれた。」
@tsugumi_shinai @kin_mokusei https://t.co/VMeLxqKXTT 該当は"TRNL:ロンジロントラニオン" 「シャトルへの収納は,SFUグラップルフィクスチャをシャトルのロボットアーム(RMS)で捕獲した後, 主構体ロンジロン及びキールトラニオンをシャトルに機械的に結合することにより行なわれた。」

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