著者
杉本 武
出版者
筑波大学文藝・言語学系
雑誌
文芸言語研究 言語篇 (ISSN:03877515)
巻号頁・発行日
no.37, pp.1-12, 2000

日本語の受動文には、次のa.のような、「所有者受動文」などと呼ばれる受動文のタイプが存在する。 (1) a. 太郎は暴漢に頭を殴られた。 b. 暴漢が太郎の頭を殴った。 (2) a. 太郎は先生に息子をほめられた。 b. 先生が太郎の息子をほめた。 これらの受動文は、見かけ上、b.のような文の目的語を修飾する名詞句が主語になっている。 ...

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