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OA
大学紀要の電子化に関する著者の意識 : 鹿児島大学における調査
著者
益森 治巳
高城 章代
北村 明久
内藤 衛亮
出版者
国立情報学研究所
雑誌
学術情報センター紀要
(
ISSN:09135022
)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.75-93, 1996-03-29
学術情報の流通を促進する方策の一つとして、鹿児島大学において1995年前半に、大学紀要の電子入稿について調査した。1995年2月時点で当該年度の出版物として、11部局から29種類の紀要が刊行されており、254論文が掲載されていた。第一著者、複数の論文を執筆した場合は一論文のみの著者として154名が確認できた。全教官の15%に相当する。有効回答は133名(回収率86%)。電子的に執筆していたのは117名(全回答者の88%)。ハードウェア、ソフトウェアは多岐にわたった。入稿の態様は投稿規定に依存しているものの、37名(28%)の著者がプリントとフロッピーによって入稿した。流通に対する意識は未見の事態に対するものとして、過渡的であり、平行出版の必要性が指摘された。投稿規定・手順としての意見も未成熟であり、フオーマットの標準化についての意見は分かれている。投稿規定の整備が必要である。
言及状況
変動(ピーク前後)
変動(月別)
分布
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[研究][雑誌] 学術情報センター紀要 8, 75-93, 1996-03-29
収集済み URL リスト
https://ci.nii.ac.jp/naid/110000466540
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