- 著者
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山田 尚勇
- 出版者
- 国立情報学研究所
- 雑誌
- 学術情報センター紀要 (ISSN:09135022)
- 巻号頁・発行日
- vol.6, pp.249-290, 1994-03-28
アルファベットによってことばを表記している国ぐにでは、表記法の問題は前世紀の終りごろまでにだいたい片付いているが、日本では今にいたっても、ときどきまだ大きな変化が起こっている。そしてそのほとんどが、実は漢字の借用に始まる、おおよそ1500年にも及ぶ問題の細部の表明である。 本稿ではこの漢字の問題を、主権在民の情報化社会の立場に立って、日本語の側から展望した論説である。