著者
山崎 昌久
出版者
宝塚造形芸術大学
雑誌
Artes : bulletin of Takarazuka University of Art and Design : 宝塚造形芸術大学紀要 (ISSN:09147543)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.151-161, 1994-03-31

現代のポスターが果す役割は,科学技術の向上に伴い,様々な情報に関するメディアが発達するなかで,大きく変ろうとしている。もともとポスターは絵画芸術と相互作用しながら発展して来た。初期には画家が多く参画し,芸術の新しい試みはむしろポスターによって行われた。このようにポスターは自身で完結するものであったが,今日のポスター制作は分業をベースとしたアートディレクター・システムをとっており,ポスター・デザイナーは勢いアートディレクターとしての動きが要求される。ポスターの役割である広告・宣伝の分野は,都市機能や生活様式が変化するなかで,今新しいコミュニケーション・ツールにとって替わられようとしている。この時にあって,ポスターデザインの意味を過去の例を見て分析し,もう一度組立ててみる。

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こんな論文どうですか? <研究論文>近代ポスターデザインの起源とその意味(山崎昌久),1994 http://id.CiNii.jp/B8GIL

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