著者
堀江 周三
出版者
広島文化学園大学
雑誌
呉女子短期大学紀要 (ISSN:09135804)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.39-58, 1992-03-31

近年コンピュータの発達とともに,英語の綴り字方式に存在する規則を分析しようとする試みはかなりの成果をあげてきている。しかし,その結果として,英語の綴り字方式は,以前より考えられていた以上に複雑であることも判明してきており,その成果を英語教育に十分に応用していくためには,今後のさらなる研究が必要である。本研究では,この種の研究としては特に注目に値するR. L. Venezky (1970)の分析結果に言及しながら,この英語の綴り字方式に存在している様々な規則制を検討し,それらの英語教育への応用の可能性も考えてみた。

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