著者
村田 重之 渋谷 秀昭 中井 正道
出版者
崇城大学
雑誌
崇城大学工学部研究報告 (ISSN:13467867)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.121-132, 2001-03

1999年6月29日午後3時頃から夕方にかけて広島県は集中的な豪雨に見舞われ、各地で土砂災害が発生し、死者32名、負傷者54名を出す大惨事となった。災害後の2000年3月に広島市佐伯区と安佐北区を対象として、住民の意識調査を行った。今回、その結果を避難経験の有無、住居の安全性認識、居住年数などで詳しく検討し、住民の災害に関する意識に関していくつかの新しい知見を得ることができた。

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