- 著者
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仲佐 秀雄
- 出版者
- 山梨英和大学
- 雑誌
- 山梨英和短期大学紀要 (ISSN:02862360)
- 巻号頁・発行日
- vol.30, pp.260-249, 1996-12-10
放送と通信の「融合」といわれる電気通信規制の状況の下で、編集責任を標榜するジャーナリズムと、内容を事実上無検証で「搬送」する通信事業(キャリヤー)とが、同じ制度上で混在する事態が広がりつつある。その場合、重要となる原初報道の「事実性」 「妥当性」 「真実性」の3点について、文体上、形式上のあり方の検証を試行的に行い、「直接認知」と「伝聞構成」の関係を考察した。