著者
大島 永子 米村 真砂美 牟田 博行 松尾 康宏 増谷 瞳 豊田 有紀 蓑輪 咲子 長野 亜紀子 Eiko Ooshima Masami Yonemura Hiroyuki Muta Yasuhiro Matsuo Hitomi Masutani Yuki Toyota Sakiko Minowa Akiko Nagano わかくさ竜間リハビリテーション病院 わかくさ竜間リハビリテーション病院 介護老人保健施設竜間之郷 わかくさ竜間リハビリテーション病院 介護老人保健施設竜間之郷 わかくさ竜間リハビリテーション病院 わかくさ竜間リハビリテーション病院 わかくさ竜間リハビリテーション病院 Wakakusa Tatuma Rihabilitation Hospital Wakakusa Tatuma Rihabilitation Hospital Geriatric Health Services Facility Tatumanosato Wakakusa Tatuma Rihabilitation Hospital Geriatric Health Services Facility Tatumanosato Wakakusa Tatuma Rihabilitation Hospital Wakakusa Tatuma Rihabilitation Hospital Wakakusa Tatuma Rihabilitation Hospital
雑誌
藍野学院紀要 = Bulletin of Aino Gakuin (ISSN:09186263)
巻号頁・発行日
no.14, 2001-03-31

当院では,2年前より入院患者の「訓練室でできる日常生活動作(以下,ADL)」と「病棟でしているADL」の差を最小限にすることを目標に作業療法士(以下,OTスタッフ)の病棟担当制を導入している。OTスタッフが「できるADL」と「しているADL」の差の原因を見極め,病棟職員(以下,病棟スタッフ)へ分かりやすく伝達し,患者の能力を把握し「できるADL」の能力を「しているADL」へ近づけることが重要であると考え,病棟業務内にスタッフとの情報交換の場を設けた。具体的には,食事と入浴時間に病棟内での訓練を設定し,病棟スタッフとの申し送り時間を設け情報の共有を実施した。OTスタッフと病棟スタッフが認識する患者のADL能力の差についてFIM (Functional Independence Measure)を用い検討した。その結果,「できるADL」と「しているADL」の差を近づけることができた。

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「できるADL」と「しているADL」のFIMによる検討 http://t.co/XIbkJ7t0
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