著者
結城 匡啓
出版者
バイオメカニズム学会
雑誌
バイオメカニズム学会誌 (ISSN:02850885)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.76-81, 2000
被引用文献数
1

長野オリンピック直前にスラップスケートが国際舞台で採用され始め,メダル獲得の期待がかかる短距離種目でこれを用いるか議論された.本稿では,筆者がスラップ使用による力学的・解剖学的な利点を説明しスラップ採用を主張するとともに,500mでの課題,滑走技術およびトレーニング方法への示唆を行った日本スケートチームに対する一連のバイオメカニクス的サポート活動を紹介する.また,研究者の立場で競技力向上を意図して用具開発を発案した2つの事例を報告し,用具開発において選手・コーチと開発メーカーとの間をとりもつゴーディネータとしての研究者の役割について考察する.

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こんな論文どうですか? スラップスケートの利点と長野オリンピックに向けた日本チームの取り組み(<特集>最新のスポーツ工学 : 用具と施設を中心に)(結城 匡啓),2000 https://t.co/0u0ce3tY67

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